アクスム観光4日目。既にアクスム市内の観光スポットはほぼ制覇したといっても過言ではありません。ということで近郊のスポット「Debre Damo~断崖絶壁なぜこんなところに修道院~」に行きました。
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Debre Damoへの交通費
貸し切りタクシーの場合
Africa Hotelに泊まった時に空港からの送迎ドライバーが近郊の観光に行かないかと誘ってきました。Debre Damoへの値段を聞いてみると100ドル(公定レート換算2300ブル)だというのでそりゃ高すぎるから無理だわと値下げ交渉もすることなくタクシー移動はやめました。
公共交通(乗り合いワゴン)+トゥクトゥクの場合
アクスムのバス&乗り合いワゴン乗り場からDebre Damo近郊の街 Bizetまで乗り合いワゴンで50ブルでした。BizetからDebre Damoまでは乗り合いタクシーのようなものはなさそうだったためトゥクトゥクと交渉。最初の言い値は往復で350ブル。250ブルくらいにならないかなと値切ってみましたが250は厳しそうだったので300ブルで行くことにしました。
アクスム市内でバス乗り場までにトゥクトゥクを利用したとしても合計で400ブルちょっとで移動することが出来ます。タクシー貸し切りは高いとは思ってましたがここまで値段が違うとは。
エチオピアではあまり英語が通じないので公共交通を利用する場合は頑張って伝える必要がありますが地名と値段くらいなので何とかなりました。
アクスムからDebre Damoへ移動
エチオピアのバスは朝6時に出発するのが多いと聞いていたので6時前にバス乗り場につくように移動しました。
アクスムのバス乗り場はNational HotelやRemhay Hotelのある東側で観光の中心部からは少し離れています。
Bizetに行くにはアクスム方面のAdigrat行きに乗りますがバスがあるかと思ったら結局乗り合いワゴン(ハイエース)でした。車体が大きいからかはたまたエチオピア人が小柄だからかウガンダより快適に座れました。
宿で蚊がいたり、クラブだかの音楽が深夜までうるさかったりと寝不足気味だったこともあり、そしてアクスムからBizetまでの道がくねくねと山道だったのでBizetについたときはちょっと車酔いしてました。所要時間1時間40分ほどでBizetに到着しました。
Bizetで朝ご飯パスタ
朝何も食べていなかったのでBizetでご飯にします。入ったレストランではメニューはあるものの英語でないためいまいちよくわからず、パスタがあるそうでパスタを注文。
思ったより時間もかからずに出てきたのがこちら。
パ・パスタにもインジェラついてる~!
現地では(たぶん手でつかみやすくするため)パスタを細かく切って食べるようで目の前に運んだ後にわざわざパスタを混ぜつつ細かくしてくれました。個人的にフォークあったほうがいいのでそのまま切るために使ったフォークを使わせてもらいました。
お値段20ブル。地方のレストラン安い!
エチオピア料理は辛いスパイスが効いていることが多いですがこれもスパイシーでした。その辛さとインジェラの酸味がまた何ともいえず合う気がします。
ちなみにDebre Damoから帰ってきて遅めの昼も同じレストランに来たのですがパスタが気に入ったと思われたのか注文うまく出来ずパスタ以外がいいんだけどと言っていたらパスタがいいと思われたようでパスタが運ばれてきましたw
BizetからDebre Damoへ移動
BizetからDebre Damoへやトゥクトゥク移動。アクスム市内でよく見かけるトゥクトゥクよりも一回り大きいトゥクトゥクでした。
BizetからDebre Damoへの道は景色もよく1時間程のドライブを楽しみました。
Debre Damoへの入口は崖だった
高台に位置するDebre Damo。その行き方が特徴的だという情報はトリップアドバイザーなどで見ていましたが・・・これが入口か!
現地の子供達は何もつけずにこの崖を登っています。落ちたら死・・・。
とりあえずトゥクトゥクドライバーが上の人に声を掛けて上から命綱がおりてきました。これを体に巻いて登ります。
それにしてもこの命綱・・・・臭い・・・家畜臭・・・
命は大事です。臭いは我慢我慢。
かなり頑張って登ったら上についたときは腕が疲れてました。
ちょっとスリリングで楽しいです。
ちなみに登りの時は何も言われなかったのですが帰りに命綱の補助料金として100ブルと言われました。ドライバーは命綱つけてなかったもののなぜか一緒についてきたドライバーの友人は命綱付けてるのにそちらにはお金を請求しない。まあ外国人料金ですよね。
でも100は高いよと50ブルにまけてもらいました。
Debre Damo入場料
上に登るととりあえずこっちに来なさいと受付に行きました。入場料200ブル。知りませんでしたがここはMonastery(男の修道院)ということで修道院(僧院)自体は女人禁制のようです。長髪なので一瞬女性かと思ったようですw
Debre Damoの楽しみ方
Debre Damo Monastery自体はそこまで魅力があるわけではないと思います。ここにも協会などと同じように内部にカラフルな絵がありました。
Debre Damoは高台になっているため景色がいいです。なので景色を楽しみながら散歩するといいでしょう。
断崖絶壁の上なのに牛がいたり、
ハイラックスがいたりします。
この牛たちもあの命綱使って上に上げられているそうで・・・家畜のにおいの原因に納得w
そしてアクスムで食べていた果物がここのサボテンを見てサボテンの実だと分かりました。
アクスムに来たならDebre Damoにも行こう
アクスムには世界遺産のオベリスクなどがありますが家畜臭命綱を使ったロッククライミングが面白いですし、景色もいいのでDebre Damo観光が個人的に一番楽しめました。
エチオピア北部に来たのであれば是非おすすめしたいと思います。
ちなみに命綱の家畜臭はかなり強烈で一回服を軽く洗っただけじゃ臭いが取れませんでした。汚れてもいい恰好で登りましょう。