ストーンタウンに来たらやりたいと思っていたこと。
それは「刺身を食べる」こと(笑)
日本からくる旅行者の場合はわざわざストーンタウンで刺身を食べようと思う人はいないかと思いますが同じように内陸国に住んでいる人やアフリカ縦断などで内陸国をまわっていたりする人であればこの気持ちもわかってもらえるのではないでしょうか。
魚市場といえば朝、ということで朝一(7時くらい)に出かけていきました。
ストーンタウンの魚市場の場所
魚市場の場所はフェリー乗り場よりも少し北にいったところにあります。海岸沿いを歩いていけば簡単に見つかります。
魚市場で売られている魚
マグロ、カツオ、イワシ、イカ、タコ、太刀魚(?)など日本でよく見かける魚から、
ちょっと南国風のカラフルな魚までいろいろ売られていました。
マグロであれば切り身で売っていたりします。
取りたての魚が水揚げされてすぐその場で並べられています。
人がいっぱい集まっているところではセリが行われています。
購入した魚と値段
1日目
小さなマグロ:4000シリング
イワシ:1000シリング
小さいイカ:2000シリング
(為替レートは1ドル=2200シリングくらい)
どれも一匹の値段です。イワシは一山で売られているのですがさすがにそんなには要らないと思い1匹だけで購入しました。購入品の写真をとっていましせんでしたが大きさの割にマグロが安いです。
宿の台所を借りて刺身にしました。魚を3枚におろすのなんて家庭科の調理実習以来じゃないかと思います。包丁の切れ味や魚自体が生であること、私の包丁レベルの問題などで思ったように綺麗な刺身にはなりませんでしたがやれば出来るものですね。
出来上がりがこちら。
小さなマグロといっても1人で食べるには十分すぎる量になりました。イワシの身の少なさw
自分で刺身を食べる予定だったためわざわざ醤油とワサビをウガンダから持参しました(笑)
醤油は日本から持ってきていたもので、わさびは中国系のスーパーで買った「KINGZEST」というメーカーのわさび(青芥辣)です。日本のネリわさびと違って少量でもかなりツーンとくる辛さでした。
マグロもイワシも普通に美味しかったですが一番感動したのがイカです。ぷりぷりの触感で噛むとイカの甘さを感じます。イカ刺しうまし!!!
2日目
イカのおいしさが忘れられなく2日連続で通いました。
2日目は
サバ:3000シリング
いわし一山(7匹):2000シリング
イカ:3000シリング
イカは昨日よりも大きいので高いですがイワシは一山で2000シリングでした。昨日の1匹1000シリングって高すぎですね。サバも大きさの割に安くないです。一番お得感があるのはマグロかもしれません。
今日もイカ刺しは絶品でした。
生で魚を食べるときには寄生虫に注意が必要
日本で売られている刺身であれば一度冷凍しており寄生虫が死滅しているため大丈夫ですが生の場合には寄生虫に注意が必要です。寄生虫がいるものを食べてしまうと食中毒になります。
腹痛・嘔吐(下痢にはならないそう)で旅行が台無しにしたくはないですよね。といっても私は腹痛の可能性よりも刺身欲が勝りました。
アニサキスというのが有名なようでイワシやアジなども含め様々な魚介に寄生しているそうです。太さは数ミリ、長さは数センチになるそうで目視でも確認できるそうですが色が白いようなのでイカだと見つけにくいのではないかと思います。
Wikipediaには「激痛のため診断の確定を待たず緊急開腹せざるを得ないこともある。」と書かれています。
今更その症状を知り恐怖を感じています。知らないことが幸せなこともありますね。
どうすればアニサキスによる食中毒を予防できるかですが厚生労働省のアニサキス予防のページにはこのように書かれています。
◆魚を購入する際は、新鮮な魚を選びましょう。また、丸ごと1匹で購入した際は、速やかに内臓を取り除いてください。
◆内臓を生で食べないでください。
◆目視で確認して、アニサキス幼虫を除去してください。
※一般的な料理で使う程度の食酢での処理、塩漬け、醤油やわさびを付けても、アニサキス幼虫は死滅しません。
新鮮な魚を買ってすぐに内蔵を取り除く。これが一番なんだと思います。なるべく朝早くに市場に行き、水揚げされたばかりのものを選びましょう。
あーブログ書いてたらまたイカ刺し食べたくなってきた・・・