失われた世界遺産、カンパラのカスビトムに行ってみた

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ウガンダの世界遺産といってイメージできる方はいるでしょうか。
私もこちらにくるまでは全く知りませんでした。

マウンテンゴリラの住む国立公園などが登録されていますがそのほかにも登録されているものがあります。

それがカンパラにあるカスビトムです。

なぜ失われた世界遺産と題したかというと2010年3月16日に火事によりメインの建物が焼失してしまったからです。

それでも世界遺産に変わりはない、逆に再建中を見れるのは今だけだと思い行ってみることにしました

カスビトムとは

私の手元にあるちょっと古い地球の歩き方にはこのように書かれています。

かつてのブガンダ王国の初代カバカ(王)のムテサ一世から最後のエドワード・ムテサ二世までの4代のカバカが祀られていたブガンダ王国の墓所。かつては墓守がガイドをしていたが建物は2010年に焼失して再建中。地球の歩き方~東アフリカ2012-2013

いまだに再建中なのがウガンダっぽいです。まだまだ再建途上という感じなのでしばらくは再建中の世界遺産が見れると思います。

カスビトムへの行き方

行きはニュータクシーパークから歩いていきました。(車には気を付ける必要はありますが)人も車もいっぱいなので危険は感じません。

1時間ほどで到着しました。

乗り合いタクシー(ワゴン)の場合は何行きに乗ればいいのでしょうか。カスビトムの近くにもタクシーがたくさん停まってたのでたぶんカスビ、もしくはカスビトムといえば案内してくれるでしょう。

ちなみに帰りは乗り合いタクシーに乗って帰りましたが500シリングでした。(大通りを歩いていてカスビからちょっとしてから途中で乗車)

カスビトム営業中?

Kasubi tomb gate

カスビトムに到着したもののメインのゲートは閉まっており門の横にはこのような注意書きが。

Kasubi tomb signpost

あ、開いてないのか・・・。

残念引き返すかな~と思って中の方を見ているとなんだかどこかから人が入ってきていました。あれ?中に入れるのかな、と思ってぐるっと回ってみると勝手口のような小さな入口が開いていました。

入場料15000シリング?

とりあえず中に入っていくとこの建物のところに係員らしき人がいました。

Kasubi security house

中に入ってみることはできるのかと聞いたら見れるようです。入場料はいくらと聞いたら15000シリングでした。なんだか高いような・・・と思ってネットで検索。最近いった欧米人などの書き込みでは10000シリングのようです。

10000じゃないのかと聞いたらクリスマスプライスだと言ってきましたが通常の10000シリングなら入ると答えたらあっさり10000シリングになりました。

カスビトムの見所

入口の係員がそのままガイドとして案内してくれました。

先ほどの受付をした建物が以前はセキュリティハウスとして使われていたものだそうでなかなかしっかりした作りです。

Kasubi drum house

そしてドラムハウスというところに祭事で使うドラムやいろいろなものが置い(展示し)てありました。

このセキュリティハウスとドラムハウスが見所になっているのだと思います。

歴史とともに焼失の出来事までがパネルで説明されています。

Kasubi history

ちなみにメインの建物の周りには小さな建物がいくつもありました。

Kasubi wife's house

これらすべてが王の奥さん達の家だそうで現在もその家族が住んでいます。

世界遺産の敷地にすむって観光客も多くてちょっと大変そうですね。

再建中のカスビトム

これが再建中の写真です。

Kasubi tomp renovating

まだ焼失した際の残骸も残って(展示して)いました。

Kasubi tomb scrap

さくっと30分もしないくらいで見終わりました。

これまで見たどの世界遺産よりもこじんまりとしていて満足感はそれほど高くありませんが世界遺産好きとしては来てよかったなと思います。

カンパラ周辺で観光するところないのかなと思っている方は行ってみてもいいかもしれません。

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