南アフリカの世界遺産には以下のようなものがあります。
文化遺産
・南アフリカの人類化石遺跡群(1999年、2005年拡大)
・ロベン島(1999年)
・マプングブエの文化的景観(2003年)
・リフタスフェルトの文化的・植物的景観(2007年)自然遺産
・イシマンガリソ湿地公園(1999年)
・ケープ植物区系地方の保護地区群(2004年、2015年拡大)
・フレデフォート・ドーム(2005年)複合遺産
・マロティ=ドラケンスバーグ公園(2000年、2013年拡大)参考:Wikipedia
日本人にはあまりなじみのない、また覚えるのも大変な名称のものばかりです。今回はケープタウンから30分程船に乗り訪れることのできるロベン島ツアーに行きました。
ロベン島とは
ケープタウンから約12km離れたところにある小さな島です。刑務所があり監獄島と呼ばれていたそうです。過去には政治犯などが収容されており、歴史に疎い私でも知っているアパルトヘイト(人種差別)の撤廃に尽力したネルソンマンデラ氏も収容されていた場所になります。
現在はユネスコの世界遺産に登録されており多くの観光客が訪れる有名な観光地になっています。
ロベン島ツアーに参加するには
ロベン島に行くにはロベン島ツアーに申し込む必要があります。旅行会社などからも申し込むことは出来ると思いますが公式ホームページから申し込むのが簡単だと思います。
ただチケット購入のために南アフリカのチケット購入サイトに登録が必要なのがちょっと面倒ですね。ゲスト購入出来ればいいと思うんですが。
ちなみに直前に申し込もうと思っても予約でいっぱいということもあるためある程度スケジュールが確定したら余裕を持って申し込むといいと思います。
出発はVAウォーターフロント
ロベン島ツアーは1日に4回(9時・11時・13時・15時)に出発します。
私は9時のツアーに申し込んでいたため余裕を持って8時半頃に到着しました。するとすでに長蛇の列。
荷物などのセキュリティチェックもありました。人数が多く2階は満席だったため1階の席に座りました。
9時のツアーでしたが8時50分に出港。早っ!と思いましたが第二便もあったようです。ちょうど祝日らしくお客さんが多かったんでしょうか。連日の観光疲れもあり30分の船旅中。ほぼ寝ていました。
始めはバスツアー
ロベン島に到着するとバスに乗るように促されました。
何台もバスがあり適当に乗ったのですがちょうど乗ったバスの運転手がいない・・・ということで他のバスが出発してるなか第2便の船の客が到着してもしばらく出発しませんでした。
9:45にバスが出発。バスの中にはガイドさんも乗り島内を軽くドライブしながら説明をしてくれます。
ここは採石場だったと思います。マンデラ氏のエピソードを話してくれたと思いますが忘れてしまいました。途中バスから降り牢屋などの房見学。バスツアーが終わる前にはトイレやドリンク休憩(売店に寄る)がありました。11時ころバスツアー終了。
2ndパート:元囚人による刑務所内ガイドツアー
バスツアーの次は元囚人による刑務所内ガイドツアーです。メインの建物でこのロベン島の元囚人の方がガイドになり刑務所内を案内してくれます。
収監されていた当時の思い出(ネルソンマンデラ氏の話)などを交えながら案内してくれバスツアーよりも楽しめました。
独房内には当時収監されていた囚人の写真があります。
ネルソンマンデラ氏の独房がこちらです。この房は廊下から眺めるだけでした。
約1時間程でガイドツアーは終了しました。
12時30分ごろ島を出発し、13時にVAウォーターフロントに戻ってきました。ツアー全体で約4時間。歴史の一端を垣間見れる世界遺産ツアーということで訪れる価値はあるでしょう。元囚人の方々が現役ガイドであるうちにいくのがいいのではないかと思います。