6時30分朝食。今日の工程はムウェカキャンプからムウェカゲートまでの10キロ3時間という短いものですが何故かいつもより早い朝食でした。たぶんスタッフが早く帰りたいだけなんじゃないかと。実際昼飯も普段より早く食べれたからいつもより早くする意味はそれくらいしかなさそうです。
チップをその場で渡して最後に歌を歌うということを他のグループはやっており、見ろ見ろ、ああいう風にやるんだ、とうるさいメインガイド。申し込み時にチップ込みということで頼んでいたためその確認が終わらないとあげることはできないと伝えると金額を書いて読み上げてくれとのこと。ということで手持ちの紙の裏に金額を書いて読み上げました。
チップについて
ガイドブックなどでいわれてるチップの目安は一日当たり
メインガイド:15~25ドル
サブガイド:10~20ドル
コック:10~20ドル
ポーター:5~10ドル
となっています。
だいたいそれに合わせた感じにし、後からひょっこり表れたり他のチームとおしゃべりばかりして私達からしたらあまり仕事をしていなかったメインガイドは気持ち少なめにしました。個人的にはもっと少なくてもよかったです。ポーターも最初の人数から増えていましたし全日数ずっといたわけじゃない人もいるため一日いくらといいたいといったらひとりいくらと言ってほしいということだったのでひとりいくらという形で伝えました。
その時いい笑顔だった人はこんなにもらっていいの?!って感じだったかもしれません。
チップ金額の読み上げが終わり全員で記念撮影。なんか解散みたいな感じで周りで歌ってたような歌がはじまりません。
「歌、歌ってくれないの?」と聞いたら
「あ、歌って欲しかったの?荷物片付けはじまったしもういいでしょ」
って感じでしたw
まるでトレイルラン
朝の段階ではちょっと頭痛が残る感じでしたが動きだしてみるとそこまでではなくガイドのスピードについていけました。スピードを上げても問題ない、ということでガイドと一緒にトレイルランみたいに駆け降りていきました。途中他のグループやポーター達をごぼう抜き。
7時30分出発9時25分ムウェカゲート到着。ムウェカゲート到着時は汗だくです。
ゲートのところで登頂証明書をもらいました。名前はオフィスに戻ってからラミネートして渡してくれるとのこと。
ポーター達が荷物を積み上げるのを待ちモシに向けて出発。レンタル品を返し(借りる時に借りたものと数を書いていたのに返した物の確認はなくていいのか?!適当w)11時頃にタウンのオフィスに到着。
オフィスの隣のレストランで昼飯となりました。
ランチが出てくるのを待っている間にガイドがチップについてディレクターのジャスパーに確認してきました。すると300ドルは会社からガイド達に払われるとこのとです。ツアー代金1400ドルのうち100ドルは一応チップが含まれてたのでとりあえず嘘ではなくてよかったです。今日の朝キャンプ地で読み上げた金額から300ドルを引いた分を渡しました。
ウガンダにはクレストというレモン風味(ビターレモン)の炭酸飲料があり、ほろ苦い感じが甘ったるくなくて好きなのですがタンザニアにはビターレモン以外にクレストのソーダ、トニックウォーター、ジンジャエールがあります。せっかくなのでビターレモン以外を頼んでみました。友人がソーダを頼んだのでトニックウォーターをたのみましたが普通の炭酸水でしたw
ソーダは普通においしいと思いますがやっぱりほろ苦いビターレモンが一番好きです。
昼食後ホテルに送ってもらい登山日程は終了しました。
ちなみに登山前日は簡素な部屋とベッドでしたがこの日は普通の部屋でテレビ、ソファー付きでした。
キリマンジャロ登山を終えて
ベストシーズンの年末年始ではなかったものの、いい時期を選んだこともあり天候に恵まれました。毎日見える雲海は本当に綺麗でこの雲海を見るだけでも価値があります。高山病になるときついですが高山病にさえならなければ運動強度的には大したことないためちょっと体力に自信がある人にはお勧めです。
一緒に登った友人2人にも一言感想をもらいました。
友人A:
二度とごめんだ!(達成感と絶景に感動!)友人B:
(高山病で頭痛があり)まるで毎日二日酔いをしている気分だった。頂上でラーメン食べれず後悔が残るが2回目はない!
とのこと。一生に一度登れば十分ですが山登りって楽しいなと思えるキリマンジャロでした。