トランプ「大富豪/大貧民」に貿易ゲーム要素を追加してみる

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キリマンジャロ登山中、テントの中では大貧民をやっていました。そこでキリマンジャロルールなるローカルルールを追加しやってたのですが今考えたらこれって派遣前訓練でやってた貿易ゲーム要素が含まれるなと思ったので貿易ゲーム要素を追加したルールを考えてみました。

大富豪/大貧民のローカルルール各種

「えっ、そんなルールもあるんだ」と驚くことの多い大貧民ですがとりあえずルールのおさらいとして私が知っているものを挙げておきます。

基本ルール

大貧民基本ルール

上記の順番でカードの強さが決まっており前の人が出したカードよりも強いカードを出さないといけません。同じ数字は複数枚で出すことも出来ます。最強カード(2やジョーカー)や役付き(8切り)での上がりは禁止することもあります。

ゲーム終了時に1位が大富豪、2位が富豪、ブービーが貧民、最下位が大貧民、その他が平民という格付けがなされ次のゲームから大富豪と大貧民、富豪と貧民が強いカードと弱いカードを交換します。交換するカードの枚数はプレイ人数にもよりますが大富豪2枚、富豪1枚などが主流ではないかと思います。大富豪が勝ちやすい状況となるため大富豪が大富豪の座から落ちた場合は都落ち(次のゲームで大貧民)となります。

革命

大貧民革命

同じ数字を4枚出すと革命となりカードの強さが逆転します。革命時もジョーカーは最強であることが多いですがローカルルールによっては最弱になることもあります。

革命されたターン中に革命を返す場合にカードの強弱がどうなるかもローカルルールで変わってくると思います。

ジョーカー

大貧民JOKER

ジョーカーは1枚で使った場合は2よりも強く、他のカードの数字代わりに利用することも出来ます。同じ数字が3枚しかなくてもジョーカーがあれば革命が出来ます。

階段

大貧民階段

同じマークの連続した数字が3枚以上ある時に一気に出すことが出来ます。次の人も同様に同じマークの連続した数字を出す必要があります。345と出た時に456が出せる場合と678からしか出せない場合などここにも細かな違いが出てきます。

階段革命

大貧民階段革命

4枚以上で階段をした場合に革命状態になります。4枚だと簡単なため5枚以上といったルールにすることもあります。

マーク縛り

大貧民マーク縛り

前の人と同じマークを出した場合、次の人からはそのマークのカードしか出せなくなります。マークとともに数字も連続(前の人が3の時に4を出す)した場合は激縛(げきしば)となりマークと数字が連続するように出す必要が出てきます。

スぺ3

大貧民スぺ3

最強カードのジョーカーが出されたときはそのターンは終了となりますが、最弱である3(スペード)を出すことが出来ます。スぺ3を出したらそこでそのターンが終了となるパターンやそのまま続くパターンなど細かな違いも存在します。

ジョーカーが他のカードで組み合わされて出されたとき使えるか使えないかもいろいろなパターンがありスぺ3ひとつとってもなかなかややこしいです。

7渡し

大貧民7渡し

7を出したプレイヤーは次のプレイヤー(隣の人)に自分の手札から1枚不要なカードを渡すことが出来ます。

8切り/8流し

大貧民8切り

8が出された場合にそのターンを終わりにし新しいターンを始めることが出来ます。

11バック

大貧民11バック

11が出されるとそのターン中のみ革命状態に変化します。強制でなく11を出した人がバックするかしないか選べるルールが多いかもしれません。

キリマンジャロでやっていたルール

交換枚数が可変

大富豪と大貧民が交換する枚数を2枚に設定していたのですがプレイヤーが3人のため2枚程度じゃ物足りなく感じてきました。そこで大富豪が勝ち続けた場合に交換枚数を増やしていくことにしました。

大富豪が負けると交換枚数が2枚からになるわけではなくそれまでの交換枚数から1枚減るという意味不明なルールにしたため最終的に全部交換になるという自体にも発展しましたw

階段革命を階段革命で返す場合に前回よりも枚数が必要

4枚で階段革命が行われたら次に階段革命をする場合に5枚以上でする必要があるというルールにしました。5枚なら次は6枚と革命しづらい状況になります。

貿易ゲーム要素を大貧民に適用してみる

貿易ゲームとは

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青年海外協力隊の派遣前訓練時の訓練の一コマにも用意されている貿易を通して国際社会の雰囲気を掴むゲームです。大がかりなゲームであるためかなりのプレイ人数が必要になります。プレイヤーには知らされませんが先進国や途上国といった仮想国の国民となり貿易を行います。

結果としては先進国は富を蓄積し発展が早く、途上国は富の蓄積も発展速度も先進国に及びません。先進国だと優遇されたルールが適用されたりすることもあり同じ土俵で競争出来ないため途上国チームにいると理不尽さを感じます。

実際に国際社会もこうした状況であるのだろうと想像できます。

大貧民+貿易ゲームルール

富めるものは富み、貧するものは貧するという点が貿易ゲームっぽいなと思ったキリマンジャロルールの交換枚数の増減。都落ちルールがあるなら大富豪はもっと強くてもいいかもななんていう思いもあり、こんなルールも楽しめるのじゃないかと思い考えました。

大富豪はカードが強く、大貧民は弱くなる

大貧民カード強化

大富豪であれば通常の数値+1、大貧民はー1になるなど手持ちのカードにさらに属性を追加するという凶悪ルールです。大富豪を+2にして富豪を+1にするというさらにすごいルールも行けるかもしれません。大富豪であれば他者の2のカードがだされても2で返せようになるなど意外に面白いと思います。

8切りなどのルールカードを変更できる

大貧民役カード変更

大富豪に富が集中するのを回避するために富豪に8切りや11バック出来る数字を手札を見た後に他の数字に変更させたり出来るようにする。手札を見てから決めれるというところがミソな気がします。

7渡しが使えるのは平民以下にする

大貧民7渡し平民以下

大富豪が強すぎるので7渡しは平民以下に限定するなどのルールも合わせて使いたいです。

最初に1枚抜いておき途中で大貧民の手札にいれる

最初のカード配布時にカードを見ずに1枚とっておき、あるタイミングでそのカードを大貧民に渡すというものです。最初に配る際に大貧民の手札の枚数が少ないようにしましょう。

手札にいれるタイミングとしては

・カード交換時に手札に入れず、開始時に入れる
3ターン目終了時など

があると思います。途中のタイミングでの追加は最初から戦略が練れないなど難しい部分も多いですが2やジョーカーがくる可能性もあるのでいいのではないかと思います。


以上、貿易ゲーム要素を取り入れて大貧民の新ルールを考えてみました。試してみてください。

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