ボランティアと呼ばれる青年海外協力隊ですが、給料のような形で現地での生活費が支給されています。これは派遣される国によって異なりますがウガンダであれば1ヶ月に400ドルとなっています。ちなみにウガンダと日本の物価を簡易的に比較してみましたがウガンダは日本の1/4~1/5の物価感覚です。
物価比較記事はこちら。
普段家計簿はつけていないのですが2016年7月は家計簿をつけてみましたので1ヶ月の生活費を公開したいと思います。
任地は地方都市カバレ
私の任地は首都カンパラから南西に約400キロ強離れたカバレというところです。観光地もありルワンダとの国境の通過点でもあるため外国人観光客をちらほら見かけますし、それなりに発展した街だと思います。
今回公開する生活費は任地カバレから一度も首都や他の地方に移動していない時の生活費です。首都近郊の隊員であれば各種行事やイベントなどで首都に行くことも多く、首都滞在時は普段食べれないファストフード、カフェ、レストランなどに行くため生活費が高くなる傾向があります。それを念頭おいて見ていただければと思います。
1ヶ月の生活費
食費、外食・交際費、水道光熱費、通信費、雑費とざっくり5項目に分けました。ちなみに住居は配属先の提供のため家賃はかかりません。
住居の紹介はこちらの記事をどうぞ。
生活費はトータルで384500シリングでした。これは今の為替レート(1ドル=3300シリング)で米ドルに換算すると約117ドルです。
ウガンダの学校では給食が出るため昼飯にお金はかかりません。そのため学校配属隊員は節約しやすい環境にあります。400ドル中120ドル弱で生活出来ていました。外食を減らせし節約に走れば100ドルも切れそうです。
首都カンパラを往復したら20ドル、食事1回10ドルなどがかかるため首都滞在や移動の多い月は2~3倍の生活費がかかりますが400ドルあれば十分に生活出来ます。
最後に
この記事だけを見て協力隊員は生活費をもらい過ぎだと考えないでください。生活の基盤が整った状態で自炊で質素に生活しているのでこれくらいですんでいますが各種家具、家電を買ったりするはじめのうちはかなりお金がかかりますし、冷蔵庫のある隊員であれば肉や生鮮食料品を買うことも出来るため食費も高くなりがちです。またお酒やたばこにお金がかかる人もいます。(私は家ではお酒は飲まず外食時には飲んでいます)
日本でも同じですがその人の住む街や生活スタイルによって生活費はかなり変わります。400ドルでは足りない隊員もいるのが実情です。