退職参加隊員が帰国半年前からしたほうがいい就職活動

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現職参加であれば帰国後には元の職場に戻ることが決まっていますが、退職参加(もしくは新卒)であれば帰国後から就職活動が必要になります。

これまで民間企業3社、協力隊2回目というなかなか面白い経歴を持った私はある意味、就職(転職)のプロフェッショナルに近いかもしれませんw
帰国してからの就活でももちろん問題はありませんが早く就職するには早く活動を始めた方がいいでしょう。

帰国半年前からやっておくといい3つの事+α

1.自己分析

考えるスーツ女子

就職において一番重要なのが自己分析だと思います。自分がどんな仕事をしたいのか、何が仕事選びにおいて大事なのかということを考えましょう。それらを上手く他人に説明できるくらい自分自身の考えを整理することが必要です。

2.業界研究・企業分析

これまでと同じような業種・職種であれば何となくイメージが出来ているかもしれませんが、協力隊での途上国生活で考え方が変わり職種を変えるという人も出てくるかもしれません。そうした人は業界研究をしっかりし、何がその業界には必要なのか、自分の強みをどう生かせるかということを考えましょう。

また、同じ業界・職種であっても会社が変わると全く変わります。ホームページなどではいい事しか書かれていませんので在職者・転職者の口コミを見て入りたい企業がどんな雰囲気・社風であるのかを調べるといいと思います。転職 口コミで検索するとこうしたサイトが出てきますが私も利用していました。

【転職会議】企業の評判から求人までわかる転職クチコミサイト

会社の評判、口コミ、年収から転職・就職情報まで分かる|カイシャの評判

Vorkers 「社員による会社評価」 就職・転職クチコミ

これらのサイトを見る時に注意しなければいけないのが転職を考えている(その会社に不満がある)人が口コミを書いているということです。第三者視点で書かれた口コミもありますが書いた人の主観が大きく影響していると考えて読む必要があります。大企業であれば部署が違うと全く雰囲気が違うということもあるのでそうした点も注意が必要です。

3.ハローワーク、転職サイトで求人を調べてみる

場所や狙う企業によって求人を調べるサイトは変わってきますが、地方や中小企業であればハローワーク、大企業や大都市圏であれば大手転職サイト(リクナビネクスト、マイナビ転職など)を利用するといいでしょう。

半年も前から調べる必要があるのかと言われるとそれほどないかもしれませんが、長期に渡り求人を見ていることでわかることもあります。例えばこの企業はいつも求人出してるんだなとか、この時期だとこんな求人があるんだなといったような感じです。そう考えると半年でなく1年前くらいからちょくちょく見ておくというのもありかもしれません。

番外編:面接・受験のために一時帰国する

対象者は限られますが進学や試験などのために一時帰国をするというのもこの時期に考えるといいかもしれません。一年に一回しかチャンスがないようなものだとその時期を逃すと次の年になってしまうためそうしたものは一時帰国も視野に入れておくといいと思います。

次は帰国1ヶ月前からやっておくといいことについて。

帰国1ヶ月前からやっておくといい3つのこと

1.履歴書・職務経歴書を作成する

note

これまで転職をしたことがない方であれば履歴書を書くのも久しぶりになるのではないかと思います。履歴書は手書きがいいとよく言われていますが私はパソコンで入力したものを印刷するので十分だと思います。字が綺麗でないのであれば逆に印刷したものの方がいいのではないかとさえ感じます。

自分でフォーマットを作って履歴書を作成するのは大変なのでオンラインで簡単に履歴書を作成できるサービスを利用するとよいでしょう。履歴書メーカー

職務経歴書についてはあまりアドバイス出来るほどの知識もないため、大手転職サイトなどを見て作ってみてください。

2.転職エージェントに登録する

転職サイトには載っていない求人情報を扱っているのが転職エージェントになります。私はリクナビエージェントとDODAを利用していました。地方在住だったため電話での面談後に求人紹介がありました。海外在住でも電話さえあれば電話面談をやってもらえると思います。また、帰国時の研修で東京に最低でも一泊はすると思うのでその時期に合わせて面談日程を調整するというのもありだと思います。

転職エージェントも大企業や大都市圏の求人が多いので、地方での就職を考えている方にはそれほどメリットはないかもしれませんが登録しておいて損はないでしょう。転職エージェントに登録することで職務経歴書についてのアドバイスなどももらえます。

3.応募する企業を考える

転職サイトやエージェントからもらった情報からどこに応募するかを考え、帰国直前であれば実際に応募までしてもいいと思います。第一希望の企業の選考が進み、一番最初に内定をもらえるというのが理想的なスケジュールですがそう上手くいかないのが転職活動の難しい所です。面接を重ねることで自己分析が進むということもありますし、面接時の印象でその会社が良い、と思えることもあると思うので興味を持ったところは応募してみるといいと思います。


以上、帰国前にしておきたい就職活動について書いてきました。帰国後でも出来ることが多いですが長期に渡って求人を調べておくというのは帰国後では出来ないことなので試してみる価値はあるのではないかと思います。協力隊での経験を活かし、いい就職が出来るよう頑張りましょう。(と自分に言い聞かせる)

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