日本ではタイ料理やベトナム料理は有名ですがタイとベトナムの間にあるカンボジア料理はほとんど知られていません。今回はカンボジアに行ったら食べてもらいたい私のおすすめカンボジア料理を紹介します。
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チャートロクォーン(チャートロクォーンプレーンクチョン)
まずはこちら。たぶん多くの日本人がおいしいと思う料理です。日本語だと空芯菜炒めとなります。中華料理じゃないかというツッコミが入りそうですが中華っぽい料理もカンボジア料理のひとつです。店によって味付けは違いますが空芯菜をにんにくで炒めたシンプルな料理だけに外れがありません。ちなみに「チャー = 炒め」「トロクォーン = 空芯菜」です。(プレーンクチョンは牡蠣油)
チャームクマレックチェイ
カンボジアに行ったら是非食べてもらいたい1番のおすすめ料理、イカの青胡椒炒めです。タイやベトナム料理には詳しくないですがもしかしたらカンボジアにしかない料理なのではないでしょうか。胡椒の産地であるカンボジアならではのフレッシュな青胡椒がたっぷり入った料理です。胡椒をいっぱい食べすぎるとさすがに刺激が強いですが、日本では食べることのない青胡椒とイカの組み合わせはたまりません。空芯菜炒めもですがこの料理もご飯が進みます。
ちなみにカンボジアの胡椒生産量はどのくらいのものなのかと思って調べてみると2013年の情報では世界16位とのことです。ベトナムが世界一の生産国だということ、そしてウガンダもカンボジアに次ぐ生産国だということに驚きました。
チャークニェイサイチュルーク
こちらは日本風の名前にしたら豚肉のしょうが炒めですが豚肉よりもしょうがの方がメインじゃないかというくらいたくさんのしょうがが入っています。日本のしょうがよりはきつくない気がしますがたくさんのしょうがはなかなかからいです。でもこれがまたうまいんですよね。これまたご飯が進むおかずです。ちなみに「サイチュルーク = 豚肉」ですが「サイモアン = 鶏肉」メニューもあります。牛も食べたことないけど頼んだら出てきそうです。
ソムローチーチャイ(ソムロープカートゥモー)
カンボジアで1番最初に覚えた料理名かもしれません。チーチャイっていう響きが覚えやすいんですよね。どちらがメジャーだか分かりませんがソムロープカートゥモーとも言います。あおさのスープです。店によっては味が濃いこともありますがそれはそれでご飯が進みます。ここまですべてご飯が進むものばかりだ(^^;)
チンチュオン
こちらは魚に豆ソースがかかった料理です。この豆がちょっと納豆っぽい感じなんですよね。日本も納豆をもっと料理に利用したらいいんじゃないかと思える一品です。あまりメニューにあるところは多くないかもしれません。ちなみにこのメニュー名しらなかったので現役カンボジア隊員に教えてもらいました。
カンボジア料理はタイ料理のように辛い料理も少ないので食べやすいものが多いです。基本的に日本人好みの料理が多い気がしますがこれはカンボジアで普及している「味の素」の功績(?)かもしれません。シェムリアップのパブストリート周辺でもローカル料理は食べれるのでアンコールワット旅行の際にカンボジア料理を食べてさらにカンボジアを好きになってもらいたいです。