青年海外協力隊のコンピュータ技術はどんなところに派遣されるのか

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青年海外協力隊に参加した場合、どんなところで活動するのかというのは気になるところだと思います。

今回は私1回目に協力隊に参加した時の活動先を紹介します。

平成20年度3次隊 カンボジア コンピュータ技術

この要請は2代目であり初代隊員はPCインストラクター隊員でした。もっと高度なことを教えたいとのことでコンピュータ技術の要請となったようです。コンピュータ技術での派遣でしたが内容としてはPCインストラクターと変わりありませんでした。

活動先概要

カンボジアの地方都市クラチェ州クラチェにある公立の小学校教員養成校です。

教員養成校は高校卒業者が2年間学ぶため日本の短大のような存在です。生徒数約140名、教員数約20名のこぢんまりとした学校でした。私はこれくらいのサイズの学校が自分には合っているような気がします。

CambodiaPTTC

コンピュータルームの概要

コンピュータルームには約30台弱のコンピュータがありました。ほぼ11台という形です。私が赴任当初は20台弱しか使われておらず、故障した物を組み合わせて使用可能なものを増やしました。当時はWindows XPが全盛でありOSXPが入っていました。初代の隊員時代にJICAの支援で10台ほどのパソコンが入っていたようです。

CambodiaComputerRoom

コンピュータ技術の活動

教員養成校であり生徒達は将来の資料作成を行うにあたりワードプロセッサーと表計算ソフトを学んでいました。あえてここでワードとエクセルと書かなかったのはカンボジアの言語、クメール語がMicrosoftのオフィスにはなく、当時オープンオフィスのクメール語版が授業で使われていたからです。ソフトの海賊版問題で悩む隊員もいるといいますがここではフリーソフトであるオープンオフィスが利用されていたため悩むことはありませんでした。

同僚はコンピュータ専門の教員というわけではなく英語や数学などの教員が掛け持ちで担当している形でした。毎年コンピュータ教員が変わっていったため教員に基礎を教えて教員がメインで授業を行う形をとっていました。ちなみに学校にクメール語の教科書がありました。ここウガンダでは教科書がないため恵まれた環境だなと思います。

CambodiaTextbook

 

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