看護師隊員がいるケニア国境の街ブシアで病院(Masafu Hospital)見学をしてきました。
ウガンダの手術室見学
日本では手術室など入ったことありませんしそう簡単に入れるものではないと思いますが特に着替える必要もなく手術室用のスリッパに履き替えることで見学させてくれました。
こうして見るといわゆる手術室といった感じがします。
細部を見ると物が散乱していたり綺麗とは言い難い状況です。
ウガンダ看護師隊員の活動 -5S-
日本の製造業などでもメジャーな5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)ですが海外でも日本の5SがそのままファイブSとして通用しているそうです。
- Sort(整理)
- Straighten(整頓)
- Shine(清掃)
- Standardize(清潔)
- Sustain(躾)
うまいこと英単語に当てはめたなとちょっと感心してしまいます。
ウガンダには各地に看護師隊員が派遣されていますがそのすべての活動の基本は5Sの推進ということです。カルテなどもぐちゃぐちゃに保管されておりあまり機能していないとのことでした。
HIV病棟見学
日本では聞いたことのないHIV病棟があるということで見学させてもらいました。HIV病棟があるということはHIVの患者が多くいるということなのでしょう。細部は見ていませんが病棟内はふつうの病院という感じです。受付にコンドームが置いてあり無料配布されているのが他の病棟との違いかもしれません。男性用だけでなく女性用コンドームも置かれていました。
病院ゴミの分別の実態
病院といえば注射針など一般ゴミとは違ったゴミが出てきます。ここの病院には医療ゴミ分別用のゴミ箱が設置されていました。
お、ちゃんとしてるなと思ったのですが看護師隊員の話によると分別して収集した後に病院裏のゴミ捨て場に一緒くたに捨てられるそうです。
ゴミ捨て場もみましたが普通に注射針が落ちていて怖かったです。
5Sの前にウガンダのゴミ収集方法の改善が必要なのではないかと思った病院見学でした。