こちらの記事は過去のアプリの記事となります。現在は提供されていないようです。
最近はログインできなくなるなどの不具合で利用していません。
インストール時に他の方のレビューなども参考にしてください。
様々な格安SIMが登場し、大手キャリア(docomo,au,softbank)から格安SIMにMNPで乗り換えたという人も増えてきていると思います。
最近では1分、5分、10分までの通話ならかけ放題になるオプションがあったりと「格安SIMだから無料通話もないし電話代が高くつく」なんていうこともなくなってきました。
通話定額を申し込むほど電話はしないけど月々の電話代を節約したい。そんな時に思い浮かぶのが各社が提供している通話用アプリです。携帯電話番号(090,080など)でかけられるものから、050のIP電話まで様々なサービスが展開されています。
日本ではまだマイナーですがひときわ際立つ安さで電話が出来る「Whatscall」というアプリを紹介します。このアプリは安いどころか無料で通話が出来ます。
Contents
Whatscallとは
Cheetah Mobile Cloudから提供されている無料電話アプリです。AndroidだけでなくiOS版もあります。2016年10月現在Google Playでは1000万ダウンロード、評価も4.6と、かなり使えるアプリとなっています。(ダウンロード数、評価ともに旧バージョンの値)
Google Playの開発元所在地情報はアメリカですが企業自体は中国の企業のようです。
Whatscallで出来ること
タイトルからさんざん書いていますが携帯・固定に限らず国際電話など、あらゆる通話を無料でかけることが出来ます。アプリ内で表示される広告のおかげで無料になる仕組みです。SMS認証をすることで自分の携帯電話番号で発信することが出来ます。
またSMS認証が出来ないIP電話番号などの番号でも音声認証が出来るため利用可能です。音声認証も日本語のため英語が聞き取れなくても問題ありません。
無料通話(クレジット)を貯める
無料通話をするにはアプリ内のポイント(クレジット)を貯める必要があります。毎日のアプリ起動(チェックイン)で30~100クレジット50~800クレジット(1日1回)、一週間連続でチェックインすると330クレジット1730クレジットと、毎日起動するだけでクレジットが貯まる仕組みになっています。
他にも友人にアプリを紹介して1000クレジット、他のアプリをインストールしてクレジットを貯めるといったことも可能です。
最近どんどんチェックインクレジットが減っています。サービスがなくなるよりはいいですが魅力が半減してきますね。アプリの更新をしようとGoogle Playを開いて気づいたのですがwhatscallに新しいバージョンが出ておりそちらをインストールしたらチェックインクレジットが前のクレジット数(50~800クレジット)に戻りました。
古いバージョンをインストールしている場合は新しいバージョンに切り替えた方がいいと思います。(同じアプリでなく別アプリとしてGoogle Playに存在するためインストールする必要があります。)
Whatscallの通話料
通話料と書きましたがWhatscall自体は無料なのでここでは消費クレジットについて記載します。
(2017年2月10日更新)
日本向け通話料
固定電話 | 130 クレジット/分 (東京 140クレジット/分) |
IP電話 | 450 クレジット/分 |
携帯電話 | 480 クレジット/分 |
国際電話通話料
例としていくつかあげてみます。
アメリカ | 120 クレジット/分 |
中国 | 70 クレジット/分 |
タイ | 310 クレジット/分 |
インド | 170 クレジット/分 |
イギリス | 110 クレジット/分 |
ウガンダ |
3000 クレジット/分 |
国によってかなりばらつきがありますが経済発展している国であるほど通話料が安いように思えます。ウガンダが突出して高く見えますが他のアフリカの開発途上国も同じような、もしくはこれよりも高い通話料設定となっています。通信設備が整っているかどうかということが関係しているのでしょう。
Whatscallクレジットの価値
携帯電話番号で発信できる通話アプリなどの10円/30秒(20円/1分)を基準に考えてみます。
130(固定電話)+450(IP電話)+480(携帯電話) / 3 = 約350クレジット
350クレジット=20円となるため1クレジット0.06円と考えていいと思います。
毎日起動するだけである程度クレジットがもらえるのはいいですね。
1ヶ月毎日起動するだけでいくら貯まるのか
現在(Version1.5.2.065)のチェックインボーナスが継続すると仮定して計算すると
1週間で330クレジット1730クレジットもらえるため1ヶ月(4週間)毎日起動するだけで
1320クレジット6920クレジット(約400円)も無料通話がもらえる計算です。
他にも1日何回か挑戦できるルーレットゲームで10~数百クレジットもらえるため月に1000円程度は貯まるのではないかと思います。
(2018.2.1追記)最新バージョンではルーレットの上限がなくなったようです。もしかしたら上限があるのかもしれませんが1日10000クレジット以上稼げます。暇な時間にちょこちょこルーレットを回すといいと思います。
Whatscallのデメリット
いいことだらけに見えるWhatscallですが、やはり無料ということでデメリットも存在します。
デメリットその1:広告が多い
アプリを使ってみれば分かりますが各種操作をしたら必ずというくらい広告が表示されます。無料通話の源泉が広告収入ということを考えれば我慢しないといけません。
デメリットその2:情報が少ない
開発元のホームページにいってもほとんど情報がありません。起動してSMS認証、パスワードを設定してサインインというアプリ起動までの簡単な手順でも最初エラーが出たのでどうすればいいのかと思いました。SMS認証の後に謎のイギリスの電話番号から電話がかかってきましたが特に音もなく音声認証だったの???といった感じです。結局再起動してみてもう一度最初から行ったら無事にサインイン出来ました。
デメリットその3:データ通信料がかかる
無料通話がもらえるのはいいですがそのためにデータ通信が発生します。高速通信が少ないようなプランで利用している場合は注意が必要です。無制限プランやWiFiなどで利用するのであれば問題ないでしょう。
デメリットその4:アプリの信頼性?
デメリットその2に関連してもいますがあまりにも情報が少ないため本当に大丈夫なのか?と心配になります。中国企業ということも日本人からしてみると少し不安にさせるポイントになっていると思います。このアプリには様々な権限を許可する必要があるので不安であればインストールしない方がいいかもしれません。インストールは自己責任でお願いします。
デメリットその5:非通知でかかる
またGoogle Playのレビューに書かれていましたがどうやら国外に掛けた場合は関係のない国の電話番号が相手側に表示されるようです。ウガンダの番号に日本の番号でかけてみたところきちんと登録した日本の番号が表示されました。
帰国後Docomo系の格安SIMで受けたところ電話番号が通知されませんでした。友人の携帯などにかけるのには不向きに思えます。
何かの問い合わせやお店の予約などで固定電話向けに使うのが向くのではないかと思います。
Whatscallで無料通話の勧め
最後にデメリットばかり強調したような形になってしまいましたが普段はメールやLINEなどでことが足りているがたまに電話するときの通話料を節約したい、格安SIMに無料通話があればな~、なんて思っていた人にはもってこいのアプリだと思います。格安SIMでなくても利用できるので電話代の節約に一役買うことでしょう。
開発元のホームページにも情報が少ないことから企業側としてもまだ大々的にアピールするよりも実験的な段階なのかもしれません。個人的にはずっとこのサービスが継続しれくれるとうれしいです。
ユーザー登録時に1000クレジット獲得できるプロモーションコード追加の手順についてはこちらにまとめました。