キリマンジャロ登山 マチャメルート6泊7日<6日目>

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今日の起床時間は2330分。今日というかまだ5日目ですね。早め(20時まえくらいだったかな)に寝床につきましたが時間が早すぎて睡眠というより目をつぶってとりあえず横になるという感じでした。

深夜0時過ぎから登りはじめるということで2330分からティータイムです。ビスケットを食べましたがなんだか物足りない。

出発は020分になりました。看板情報ではバラフキャンプからステラポイント(5756 m) まで4.3キロ6時間。ウフルピーク(5895 m)までは5キロ7時間となっています。暗いかと思いましたが月が出ていたためそこまで暗く感じませんでした。

attackstart
写真で見ると真っ暗です

高山病の頭痛に苦しんでいた友人の一人がきつそうで登るスピードがかなりゆっくりです。ガイドの進言もあり、心を鬼にして友人一人を置き去りにし(メインガイド付き)
私ともう一人でがサブガイドと先にのぼることにしました。

ステラポイント手前のあと1時間くらいで日の出かなといった段階で元気に登っていた友人が嘔吐してしまいました。これはもう引き返すしかないのか、と思ったものの私の心は一人でもウフルピークに到達したいという思いが強く、「大丈夫?」と聞きながらも心の内では(無理してでも頑張って)という気持ちでした。

そんな私の心の中を知ってか知らずかわかりませんがサブガイドは休憩しすぎてもダメだから登るぞ、という感じで進みます。嘔吐くらいよくあることなのかもしれません。

sunrisefromkilimanjaro

ステラポイント到着前に日が昇りました。山の上から見る日の出ってなんか特別感がありますね。

きつそうでしたが第一のポイント、ステラポイントに7時に到着しました。とりあえず記念撮影。

stellapoint

サブガイドに撮ってもらいましたがちょうど標高の部分が見えてないw

山頂になると右から左から風が吹き付けてくるのでかなり寒く感じました。サブガイドにウフルピークまで一人でも行きたいと伝えるとサブガイドは行けるから行こう、と嘔吐した友人も無理矢理?連れてきました。
※注意※高山病は命の危険があるためガイドの判断もありますが本当に注意してください。

roadtouhuru

ステラポイントからウフルピークまではなだらかな尾根を歩く感じなので体力的にはきつくないはずですがさすがに5800メートル、それも朝から7時間も動いているのでまだつかないのかまだつかないのかといった感じでした。ウフルピークに810分頃到着。アフリカ最高峰到達!

uhurupeak

バラフキャンプの看板では7時間となっていましたが8時間弱かかりました。

ここまで来るまでに他のグループではガイドに脇を抱えられながらおぼつかない足取りで下山している人をみたりと高山病の恐ろしさを見せつけられていましたが二人とも自分の足でしっかり登ってこれてよかったです。

ウフルピークでは記念撮影をしたらすぐに戻りました。すると数時間前に置き去りにした友人とウフルピークとステラポイントの中間地点で再会しました。

betweenstellaanduhuru

ずっと頭痛に苦しめられて大変そうだったのにピークまで来たのです。ではまたキャンプで、と再び分かれます。

ウフルピークまでは高山病というほどの症状はでていなかった私ですがバラフキャンプに向かう下りのスピードについていけず嘔吐。ここからは地獄でした。頭が痛い、吐き気がする。

なんとかバラフキャンプにつき別れた友人がくるまで1時間くらいありましたがそこで疲れからテントでうたた寝、呼吸が浅くなるため寝ない方がいいとは聞いていましたが疲れと高山病でもうだめです。

メインガイドと一緒に友人がキャンプに戻ってくるとメインガイドから寝るな寝るな、寝たら調子悪くなるぞ、と起こしに来ます。しかし時すでに遅しw
起きてからはさっきよりも気持ち悪くなった気がします。

なんだかいつもより豪華に見えたランチもほぼ手を付けれず、写真を撮る元気も出ず。ここからムウェカキャンプまでノー写真です。昼にパスタとパン、オレンジが出たがオレンジしか食べれなかったです。

昼を食べて少ししたらムウェカキャンプに向け出発です。75キロもあるのか。。。

少しスピードを出すとかなり気持ち悪く吐きそうになるためゆっくり進んでもらいましたがそれでも途中の3000m台で再度嘔吐してしまいました。

逆に友人2人は元気に見えます。この日は私が一番苦しんでいたかもしれません。

16時半頃にムウェカキャンプ到着。ティータイムにポップコーン、しかし食欲は戻らず。まだ頭痛もします。夕食はチャパティとか何かが出ましたがメモも写真もないのであまり覚えていません。

それより早く寝たかった。ということで夕食タイム後にすぐ寝ました。

キリマンジャロ登山最終日に続く

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