私の活動先の紹介
青年海外協力隊に参加した場合、どんなところで活動するのかというのは気になるところだと思います。今回は私の活動先を紹介します。実際、国・要請内容によってさまざまな活動先があるため一例として考えてください。
平成27年度3次隊 ウガンダ PCインストラクター
活動先概要
現在の活動先はウガンダの地方都市カバレ県カバレにあるセカンダリースクールです。この地域ではちょっとした進学校として有名で、公立校ではあるものの学校の予算的には恵まれている方なのだと思います。
ちなみにカバレはウガンダの首都カンパラに移動するよりルワンダの首都キガリに移動したほうが近いし安いです。でもパスポートも預けており隊員はここの国境は通過できません。。。
生徒数は約400名、教員約40名、その他、炊事や掃除など教員以外のスタッフも多数在籍しています。これまで青年海外協力隊の体育隊員が活動したことがあり、隊員としては2代目、PCインストラクターとしては初代の派遣です。
コンピュータルームの概要
コンピュータルームでは40台のPCが稼働しています。この学校ではNComputing社製のシンクライアントマシンを利用しており、実際のPCは4台で各PCにクライアントが9台繋がっています。これらのPCは導入が2013年と比較的新しいこともありOSはWindows7です。1クラスが60人程度の学年もあるのですが選択授業になる学年では40人を下回っています。生徒1人が1台のPCを利用できるのはとても恵まれている気がします。
またコンピュータルーム内にはLANが構築してあり、今は接続出来ていませんが前年はインターネットにも接続していたようです。
PCインストラクターの活動
授業内容は多岐に渡り、コンピュータの歴史や理論、MicrosoftのWord、Excel、PowerPoint、Access、Publisherの実習があります。現地の同僚教員がメインとなりサブとして授業に参加しています。基本的には実習の授業のみの参加です。同僚教員はICT関連の学部を卒業しており、故障部品の交換などある程度の修理作業も出来るようです。ボランティアとしては授業の質を上げていくこと、そして授業以外のプラスαが出来るといいと思っています。