以前ムガヒンガ国立公園で3か国国境にまたがるサビニョ山の登山に行きました。
ムガヒンガ国立公園では他にも二つの登山アクティビティがあります。ムハブラ山(Mt.Muhabura)とガヒンガ山(Mt.Gahinga)です。
ムハブラ山の方は4000m超えです。最近運動もさぼっていたので高所順応してはいるもの体力的に大変そうだったので3474mのガヒンガ山登山にいくことにしました。
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ガヒンガ登山受付
前日は国立公園ゲート前のAmajyambere Iwacu Community Campに宿泊していたので朝早くても問題なし。ということで7時過ぎに受付に行きました。
既に受付をしているグループもいましたが私よりも後に来る人の方が多かったです。(サビニョ登山グループなので行程的に早く出発させたいという思いがあったのかもしれませんが)そのあとからのグループを優先させており、私は30分程待たされました。
在住者割引ありでも入場料をいれて70ドル。ウガンダの登山は高くつきます。
ガヒンガ登山ブリーフィング
同じ宿に泊まっていたほぼすべての人がサビニョ登山だったようで外国人はいっぱいいたもののガヒンガ登山は私一人でした。ということで今回ガイド、レンジャー、私の3人で登山です。
前回のサビニョ登山の時は既発組に追いつかないといけなく、時間がなかったこともありブリーフィングも何もせずに登りましたが今回はブリーフィングがありました。周りの外国人たちが長靴を借りているのを見てちょっと心配になり聞いてみましたがちょっと濡れるのが問題なければそのままで大丈夫ですが心配なら5ドルで借りれますよ、とのことでした。実際はそこまでぬかるんでいるところもなかったので前日に大雨など降っていなければ長靴を借りる必要はないと思います。
ブリーフィングといっても特に印象に残るようなことはなく、普通の説明といった感じです。
ガヒンガ登山で見れる動植物
ブリーフィングを終え8時ころに出発です。ガヒンガ登山は平均で6時間程のコースということです。
基本的にはサビニョ登山と変わらないと思いますが時期的なものもあり目につく花がありました。
レッドホットポーク
ちょっと説明を理解していない部分もありますが豚の串焼きに似てるからこんな名前なんだと言っていました。
ちなみに枯れるとこうなります。なんか変わり様がすごすぎる。
エレファントビア(ワイルドパンプキン)
これはなんだか知っている?とガイドに聞かれたときにアボカドでしょ、と答えたら全く違いました。よく見れば全く違います。
ワイルドパンプキンというそうですがまったくパンプキンに見えません。別名がエレファントビアというそうで象が好んで食べるようです。ただ人が食べるとお腹を壊すらしく人は食べないとのこと。動物がおいしく食べているならちょっと味が気になるところではあります。
巨大みみず
これで若いものらしくこの2倍くらいの長さになるそうです。デカすぎて気持ち悪かった。ちょっと大きさが分かりづらいかもしれませんが左に写っているのが人の足なのでどれだけ長いかがわかると思います。
ウガンダ人は食べないけどコンゴ人は食べるよ、といってましたが本当でしょうか。
野生のバッファローに遭遇
そこらへんにフンを見ることはあったのですが下山時にバッファローに遭遇しました。カメラを準備してる間に逃げてしまいましたがつぶらな瞳でこっちを見つめる姿はかわいかったです。まあサファリに行けばいっぱい見れるんですけどね。
また竹林エリアはゴールデンモンキーの出没エリアらしく鳴き声だけは聞くことが出来ました。
ちなみにタケノコとかを食べるそうでこのタケノコの皮はゴールデンモンキーが食べた跡だとのこと。
ガヒンガ山頂到着
サビニョ登山に比べてなんだか物足りない感じがする登山行程でしたが3時間20分ほどで山頂に到着しました。頂上が湿地帯(スワンプ)になっていると聞いていましたがこんな感じです。
山頂にいるちょっとの間にも雲がかかったりと山の天気は変わりやすいのを実感します。
湿地の方に降りていけるのかと聞いたら行けるとのことで行ってみました。
湿地の近くに降りるのが一番険しかったですw
Amajyambere Iwacu Community Campのランチボックス
前日に宿で頼んでいたサンドイッチのランチボックス。ツナサンド、バナナ、ゆで卵、ジュース。10000シリングなので贅沢は言えませんが登山でエネルギー使った体には物足りないです。何かお菓子等を持ってくといいと思います。
サビニョ登山とガヒンガ登山をしてみましたがやはり人気のあるサビニョ登山の方が面白いですし達成感があります。サビニョの方が大変ではありますがもし迷っているのであればサビニョ登山をおすすめします。