キソロからすぐのムガヒンガ国立公園。
ブウィンディ原生国立公園と同じようにこちらでもマウンテンゴリラトレッキングも出来ますが他にもアクティビティがあります。そのうちの1つがサビニョ(Sabinyo)山登山です。
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サビニョ山(Mt.Sabinyo)とは
サビニョ山はムガヒンガ国立公園内に位置している標高3000mを超える山です。そう聞くと日本人にとっては高い山に思えますがキソロタウン自体が標高2000m程あるので山はそれほど高いとは感じません。しかしその標高は3634mと富士山にも匹敵するほどです。Wikipediaでは3645mとかかれておりコンゴ側の頂上は高いのかもしれません。ちなみに頂上の看板は3669m。いったいどの情報が正しいのかw
そしてこの山の珍しいところはウガンダ・ルワンダ・コンゴ民主共和国の3か国の国境になっていて頂上から3か国を見渡すことが出来ます。
サビニョ登山の出発時間と値段
キソロの街中に泊まっていたのですが7時半くらい(時間はうろ覚え)に出発し8時にムガヒンガ国立公園に到着しました。街中から登山をするムガヒンガ国立公園のゲートまでは12~13kmの距離があります。サビニョ山に登山するときのゲートはこちらです。
国立公園ということでUWA(Uganda Wildlife Authority)に入場料と登山料を払う必要があります。
国立公園入場料40ドル+登山40ドルの合計80ドルです。安いとは言えません。在住者であれば入場料が10ドル安くなるので70ドルになります。最新の値段はUWAのホームページで確認してください。
さて入場料を払うと、もう他のお客さん出発しちゃったよと言われました。
え、まだ8時ちょっと過ぎただけなのに、と思いましたがどうも7時くらいから受付をし、8時前には登り始めるそうです。
サビニョ登山に出発
普通であればガイドと野生動物に遭遇したときに危険がないように銃を持ったレンジャーがつくようですが既に出発したグループに追いつくためにレンジャー一人だけで案内されました。30分程で先に出発していた2人組に追いつきましたがすたすた早足で歩いたためかなりいい運動です。
途中までは一緒に行動していたのですが登るスピードが違うため私一人でレンジャーと先行する形になりました。
サビニョ登山で見られる植生変化
サビニョ登山では2364mのゲート(Ntebeko)から3634mまで1300m程登るので様々な植物をみることが出来ます。竹エリアから始まり頂上付近になると高山植物が出てきます。
立派な竹林エリアはかなりいい雰囲気です。(ピンボケ写真しかなかったので写真はなし)
そしてもちろん野生動物もいます。残念ながら鳥以外は見れませんでしたが象の足跡などは確認できました。
サビニョ山の頂上
8時10分に登りはじめ、1stピーク(3423m)には11:00、
2ndピーク(3537m)には11:20、
最終の3rdピーク(3669m)には11:55に到着しました。
3rdピークには3ヶ国のボーダーであることを示す看板がありなんとなく達成感があります。
標高2000mのカバレに住んでいるので高山病にもかかりませんが日本から来た場合はゆっくりゆっくりと登ったほうがいいでしょう。
頂上付近ではこうしたはしごがあり、なかなか楽しめます。
このはしごが壊れたら・・・と思うと恐怖ですがそれなりにしっかりした作りです。しかしメンテナンスが万全というわけではないので腐っている木などがないか注意して登ったほうがいいでしょう。
釘や木が飛び出していてけがをしないように軍手などもあったほうがいいと思います。
サビニョ登山はキリマンジャロよりきつい
標高5000mを超えるキリマンジャロですがキリマンジャロは高山病との戦いにはなるものの体力的にはきつくありません。その点サビニョ山は1300mアップ&ダウンということでかなりきついです。登山道がしっかりしているというほどでもなく登りにも下りにも筋力を使うので下山時にはひざが笑いそうになってました。下山時には駆け下りていたこともあり(これはこれでトレイルランニングをしている感じで面白かったです)、翌日はかなりの筋肉痛でしたw