【海外旅行者必携】安全にお金を持ち歩くための海外プリペイドカード比較

スポンサーリンク

海外生活や海外旅行では現金を持ち歩くのが一番便利だとは思いますが盗難されると戻ってくることはありません。昔であれば盗難時でも補償されるトラベラーズチェックにして持っていくことが出来ましたが、クレジットカードが普及した現在ではトラベラーズチェックの新規発行が終了してしまい新しく買うことが出来ません。

クレジットカードを持っていくのも一つの手ですが、クレジットカードだと際限なく買い物をしてしまったり、また悪用される場合も被害が大きくなる可能性もあります。そんな時に使いたい、あると便利な海外プリペイドカードを紹介・比較していきます。

海外プリペイドカードとは

プリペイド(前払い)と名前からも想像できると思いますが、あらかじめ入金しておいた分の金額まで利用可能なカードになります。VisaMasterなどの国際ブランドが付いているためクレジットカードと同じようにATMでの現金引き出しや買い物に利用出来ます。

またもし盗難にあった場合でも入金していた金額までしか使えませんし、なにかあった場合も24時間365日のサポートが受けられます。カードによってはネットで自分で利用停止させることも可能です。クレジットカードと違い与信審査も必要なく子供でも発行可能となっています。

海外プリペイドカード比較

今回はこの4種類のカードを比較していきます。

「マネパカード」
「キャッシュパスポート」
「Visaトラベルマネー Gonna」
「JTB MoneyT Global」

海外プリペイドカードは使い勝手は同じですが手数料やちょっとした違いがあるので自分に合ったものを使うのがいいと思います。

「マネパカード」の特徴

カード発行元のマネーパートナーズはパートナーズFXという外為(FX)取引のサービスも提供しており、そうしたFXの為替レートが適用されるため両替 レートが銀行などのレートよりもはるかに有利になっています。マネパカードのホームページでも手数料最安を謳っていますが実際為替レートだけを考えたらこ のカードさえあればいいと思えるおすすめのカードです。

入会金・年会費も無料のため年に1回海外旅行するかどうか、といった私のようなライトユーザーの方におすすめです。対応通貨は米ドル(USD)・ユーロ(EUR)・英ポンド(GBP)・豪ドル(AUD)・香港ドル(HKD)の5通貨に対応しています。他のマイナー通貨であれば米ドルをチャージしておけばそこから両替されるので実質どこの国でも使えます。これは他のプリペイドカードでも同様です。

他のカードにはない特徴としてカードショッピング保険付きということが挙げられます。破損・盗難などの損害が購入日から30日間に生じた場合、その損害額から1事故につき自己負担額5,000円を差し引いた額を年間50万円まで補償してくれます。海外で購入したお土産品を旅行中に盗まれるというのはそれほど多くないかもしれませんがもしもの時の保険が付いているのはありがたいです。

長所

短所

・入会金、年会費無料
・対応通貨に香港ドルがある
・両替レートがよい
・海外利用手数料等が無料
・カードショッピング保険が付く
・国内ショッピング利用可能かつ1%キャッシュバック
FX口座から直接外貨をチャージ可能

・他と比べカード再発行手数料が高い

「キャッシュパスポート」の特徴

今回紹介する中では一番対応通貨が多く、米ドル(USD)・ユーロ(EUR)・英ポンド(GBP)・豪ドル(AUD)・ニュージーランドドル(NZD)・加ドル(CAD)の7通貨をチャージしておけます。また対象の通貨が足りない時でも他の通貨の残高があれば自動的にそこから補填してくれる自動補填の機能もあります。

キャッシュパスポートの最大のメリットはスペアカードの発行にあると思います。他のカードはメインのカードが盗まれたりした場合、利用を継続できないですがキャッシュパスポートであればスペアカードで引き続き利用が可能です。(もちろん盗まれたカードについての連絡は必須)またカードの再発行手数料も無料なのはうれしいです。Tポイントと連携しておりTポイントが貯まるカードも作れます。

維持管理費用として月150円かかってしまいますがこれは年に1度でも利用していればかかりませんので年に1回以上は海外に行くという方、いろいろな国に行くことが多い方、長期で旅行に行くが盗難のリスクを減らしたいという方などに向いていると思います。

長所

短所

・年齢制限なし
・対応通貨が多い
・チャージした外貨による自動補填機能
・スペアカード有り
Tポイントが貯まる(200円で1ポイント)
・カード再発行手数料無料

・利用がない場合に年会費(月会費)がかかる
・国内利用不可

「Visaトラベルマネー ゴナ」「JTB MoneyT Global」

上記2つはMasterブランドであったのに対し、この2つはVisaブランドになります。私から言わせればこれといった特徴がないのですが、MasterよりVisaがいいといった方はこれらを選んでもよいかもしれません

Visaトラベルマネー ゴナ
長所

短所

・国内ショッピング利用可能

・利用がない場合に年会費(月会費)がかかる

JTB MoneyT Global
長所

短所

・入会金、年会費無料
・年齢制限なし

・円のみチャージ可能で手数料が割高
・国内利用不可

各種料金手数料比較表

マネパカード キャッシュパスポート ビザトラベルマネー
「ゴナ」
JTB MoneyT Global
入会金 無料 無料 無料 無料
年会費・カード利用料 無料 150円/月(税抜)
(利用実績があれば無料※)
100円/月(税抜)
(利用実績があれば無料※)
無料
申し込み可能年齢制限 15歳以上 年齢制限なし 15歳以上 年齢制限なし
チャージ可能通貨 6通貨
JPY,USD,EUR,
GBP,AUD,HKD
7通貨
JPY,USD,EUR,
GBP,AUD,NZD,CAD
5通貨
JPY,USD,EUR,
GBP,AUD
1通貨
JPY
カードブランド Master Master Visa Visa
チャージ手数料 無料 1% 無料 無料
ATM手数料 USD 2USD 2USD 2USD 5% + 200円
EUR 1.75EUR 1.75EUR 1.75EUR 5% + 200円
GBP 1.5GBP 1.5GBP 1.5GBP 5% + 200円
AUD 2.5AUD 2.5AUD 2.5AUD 5% + 200円
NZD 3% + 2USD 2.75NZD 4% + 200円 5% + 200円
CAD 3% + 2USD 2CAD 4% + 200円 5% + 200円
HKD 20HKD 4% + 200円 4% + 200円 5% + 200円
海外利用手数料
(ショッピング)
なし 4% 4% 5%
国内ショッピング利用 × ×
カード再発行手数料 1000円(税抜) 無料 500円(税抜) 500円(税抜)
カード清算(出金)手数料 500円(税抜) 500円(税抜) 500円(税抜) 500円(税抜)

※過去12ヵ月にカードの取引がなかった場合に、13ヵ月目からカードから引落し

各種利用上限金額比較表

利用上限 単位 マネパカード キャッシュパスポート ビザトラベルマネー「ゴナ」 JTB MoneyT Global
入金 100万円以下 100万円以下 100万円相当額以内 100万円相当額以内
ATM引き出し 30万円相当額以内 10万円相当額以内 10万円相当額以内
100万円相当額以内 15万円相当額以内 100万円相当額以内
ショッピング利用 海外 80万円相当額以内 100万円相当額以内
100万円相当額以内 85万円相当額以内 100万円相当額以内
ショッピング利用 国内 50万円以内
50万円以内 100万円相当額以内

各表:2016年7月26日現在

詳細は各社ホームページを参照してください。

私がおすすめする海外プリペイドカード

私のおすすめは年会費無料、手数料も安いマネパカードです。国内でも利用できるのでクレジットカード代わりに利用してもいいと思います。また海外によく行くような方はキャッシュパスポートもいいと思います。

海外旅行や海外生活に海外プリペイドカードは便利ですので是非用意して出発してください。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA