青年海外協力隊で希望の国に行くための5つのポイント

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青年海外協力隊で希望の国に派遣されるためには何が必要だと思いますか?希望する国に行くための方法についてこれまで周りの人から聞いた情報と私の考えをもとに説明していきます。

応募書類について

ポイント1:第1希望から第3希望まで対象国で埋めよう

青年海外協力隊の応募時の書類には希望する要請内容・国を書く項目があります。第1希望から第3希望まで書くことが可能です。行きたい国に複数の要請が上がっているようならすべて同じ国の要請を書きましょう。この欄はひとつの国に対して1つしか掛けないというものではなく、各要請内容に対しての希望となるため同じ国を書いておけばその国に行ける可能性が上がります。
要請があるからとりあえず書くというのは注意しなければいけません。要請内容が自分のこれまでの経験・能力に少しでも合っている部分がなければ何も考えていないと思われてしまいます。

ポイント2:無理に埋めない

書く欄が第3希望まであるからといって無理に他の国の要請を書く必要はありません。協力隊に応募した時に第1希望しか書いていなかったという人を何人か知っています。希望の国のその要請でないと行かない、という強い気持ちの表れだと受け取ってもらえるでしょう。

面接について

ポイント3:なぜその国でいけないのかを明確に

応募書類に希望の国のみを書いた場合、どうしてその国を選んだのかは必ず聞かれるでしょう。これまでその国に行ったことがあり現地語が少ししゃべれるですとか、その国特有の状況をこれこれこうしたいのでこの国でないといけない、ということを面接官の方が納得するように説明出来ないのであれば説明できるようにしてから臨むようにしましょう。

ポイント4:希望が通らないで他の国になった場合どうするか

面接時にはある程度この要請にしようと決められた状態で面接される方もいますが多くの応募者は面接の段階では要請まで考えられていません。特に専門的でなく要請数・応募者数ともに多い職種であるコミュニティ開発や青少年活動などはそうなります。そのため面接時にはたいてい他の国になった場合どうするか、ということを聞かれます。この時に勇気をもって他の国の場合は辞退しますと言えるくらいの気持ちがないと難しいと思った方がいいです。
合格レベルに達していて他の人と希望が重なっている場合を考えてみてください。JICAとしても多くの人を派遣したいと考えています。ほぼ同じレベルだけどもどこの国でもいいと言った人とその国でないと行かないという情熱を持った人がいたらとりあえずその国でないと行かない人をその要請に割り当てるのが合理的だと思いませんか。ちなみにこの方法は両刃の剣でもあるため出来ればその国にいきたい、くらいの気持ちであれば他の国でも行きます、と答えるのが無難です。

一番重要なこと

ポイント5:あきらめずに何度も挑戦しよう

青年海外協力隊は春と秋の年2回募集がありますが毎回出ている要請内容は異なります。これは海外の現地事務所で働く人々も毎年のように変わっていることも関係しています。そのため応募時にあまり自分に合った要請がなかったとしてもその半年後には自分にぴったりな要請が出てくるかもしれません。協力隊に行きたくて何度も受験したという人をいつも見かけますがやはり最後はあきらめないことが大事なのだと思います。


以上、希望の国に行くための5つのポイントについて説明してきました。希望の国に行くだけでなく合格するためのポイントでもあるかもしれません。少しでも協力隊受験時の参考になれば幸いです。

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